スリランカに到着してまず泊まったホテルは、コロンボから北約35kmのところにある「ニゴンボ」と言う町の更に少し北にある「ワッタラ」と言う町の「ペガサス・リーフ」と言うホテルだった。
この「ワッタラ」と言う町、どんな町かと思って旅に出る前に「地球の歩き方」で調べてみたが、残念ながらそこには載っていなかった。
それくらい、観光地としては有名ではなくまた大きな町でもないようだった。
そう言えば、前日バンダーラナーヤカ国際空港からホテルに移動中は、あまり大きな町を通らず、暗い中幹線道路ではなさそうな道を通って来たようだった。
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2日目の朝は6時過ぎに目が覚めた。
が、スリランカと日本との時差は3時間半あると言うことなので、朝6時過ぎに目覚めたと言っても日本時間で言えば既に9時半を回った頃と言う時間だった。
昨夜はスリランカ航空の二度目の機内食を午後5時前に食べた後何も食べていなかったので、目覚めた時は腹が減っていた。
腹が減って食事がしたいと思ったのは久しぶりのことだった。^_^;
それで、7時からオープンだと言うレストランに7時を待って行き、スリランカでの最初の朝食を摂った。
出発時間が10時だったため、のんびりと朝食を摂り、8時を過ぎた頃、レストランからそのまま庭に出て、浜辺まで散策することにした。
浜辺はホテルのプライベートビーチのようになっていたが、浜辺の入口のところにはガードマンのような男性が厳めしい顔をして立っていた。
それで浜辺に出るとすぐに地元の人と思しき男性が近寄って来て、片言の日本語で話しかけて来た。それは、
「コンニチハ」
「ムコウニ、フィッシュボートガアルヨ」
「シャシントリマス」などの言葉だった。
朝食を摂っていた時、食事の前に浜辺を散策して来た同じツアー客のNさんから、「浜辺で男性に声を掛けられて付いて言ったらウニがあると言うので見せられた」と言う話を聞いていた。
それでその男性に用心をして適当に返事をしていたら、「キャンユースピークイングリッシュ?」と聞いて来たので、ちょっと考えてから「ノーノー」と答えた。
その後、「ウニアルヨ」と向こうを指して話して来たので、(あ~Nさんが言っていたのはこれか~)と思って、何とか断って波打ち際まで歩いた。
ウニって、寒い地方のものだと思っていたが、スリランカの海でも採れるんだろうか?
と思って後でガイドのロハナさんに聞いたみたら、ウニは採れると言っていた。
これは浜辺のあちこちに開いていた小さな穴。
これはカニの巣のようだった。
波打ち際。
この海は、インド洋だ。
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ところで、このホテルにはこの日も連泊したので、翌朝も同じ浜辺に出てみた。
すると、小学生くらいの子供達が海で泳いでいた。
彼らは浜辺近くを浜辺に沿って20~30mくらい泳ぐと浜辺に上がり、最初に海に入ったところまで小走りで戻ってまた泳いでいた。
気が付くと、その子供達の動きに合わせて浜辺で立っている男性の姿があった。
そしてその男性は、棒のようなものを持っていて、子供達に大きな声を掛けていた。
スパルタ、、、熱血コーチ、、、。
水泳教室のようなことをしていたのかもしれない。^_^;
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以下、続く・・・。