AZ785便が上空に達すると、すぐに時計とデジカメの時差を修正した。
東京とローマの時差は8時間。
と言うことで早速8時間時間を戻すと、いきなり早朝に時間が戻ってしまった。
その後いつものように機内サービスが始まった。
もっちろん、まずはワインで喉を潤した
(^.^)。
空港で軽食を摂ってはいたが、この頃時計は朝の7時半を過ぎた頃で日本時間にすると、午後の3時半頃とだった。
自宅で摂った朝食も軽いものだったので、もう腹が減っていた。
アイアムハングリー・・・。(*_*)
そんな待ちに待った食事が出て来たのはそれから20分くらい過ぎてからだった。
イタリア人の客室乗務員は「イタリアン? ジャパニーズ?」と聞きながら食事を配っていたが、見ていると日本食は人気がないようだった。
やはり若い人はイタリアンを好むんだろうか? 日本を飛び立ったばかりなので日本食は敬遠され気味と言うことなんだろうか。
そうは思いつつ、自分も「イタリアン」を頼んでしまった、、、^_^;、、、ま、日本食は、日本に帰ればいつでも嫌と言うほど食べられるからね。(^.^)
食事を終えた後は、機内上映の映画を見ることにした。
AZ785便では座席の裏にモニターが付いていたので、用意されていた映画の中から好きな映画を見ることが出来た。
日本便と言うことでか、ほとんどの作品に日本語の吹き替えか字幕が用意されていたのは嬉しかった。 航空会社の中には日本便なのに、日本語で見ることができる作品が少ないところもあるからだ。
そんな作品の中から、日本映画で公開された時に見逃した「火天の城」を見た。
その他に、お気に入りのデンゼルワシントン主演の「サブウェイ123激突」を見た。
いやぁ~~、ラッキーだったねぇ~(^_^)v
そして、映画と映画の間には「ドリンクバー」に行って、ワインやウーロン茶をいただいた。
やはりワインの売れ行きがいいようで、残り少なかったり、ボトルが空のことがあった。
なければ誰か気が付いた人がお替りをもらえばいいのに・・・
と思いながら、隣りの部屋で休憩中の客室乗務員に声をかけて、その空瓶を振って示せば言葉は不要!^_^;
すぐに新しいボトルを用意してくれた。 早速自分が気付いた人になってしまっていた。
いやはや、、、しかしこれではまるで呑ん兵衛みたいだ、、、^_^;
そんなことで、長いフライトの間もそれほど退屈することなく過ごすことが出来た。
そして着陸の約1時間半前には、2回目の食事が出て来た。
その食事が終わると、いつの間にか眠ってしまったようだった。
何せ、現地時間で言えば夕方だったが、日本時間にすればもう出発した日の翌日深夜になっていた頃だったのだ。
気が付くと、回りでごそごそと立ち上がって、上部の荷物の収納スペースから荷物を下ろしている人がいたりしていたので、(何だ?、、、何事か?)と思っていると、その時既にAZ785便はローマのフィウミチーノ空港に着陸していたようだった。
それで慌てて降りる準備をした。 いやはや、、、ちょっと、飲み過ぎたかもしれなかった、、、とほほ^_^;
・・・
フィウミチーノ空港での乗り換え時間は約2時間50分だった。
空港内のショップを覗いてみたり通路をプラプラ歩いてもなかなか時間は過ぎなかったが、適当に時間を過ごした後、乗り継ぎのG6の搭乗口に行くと、さすがにここはイタリアのローマ!!
辺りで搭乗を待っている人達は、ほとんどがイタリア人・・・かな? と言う感じだった。^_^;
現地時間の午後9時35分に搭乗開始になると、機内に入った時に客室乗務員が「ボナセ~ラ」と声を掛けてくれた。
む~~、さすがはイタリア。 ところが、その辺りで聞こえて来たBGMが、どうも、坂本龍一の曲だったのだ。
曲名は忘れてしまったが、以前何度も聞いたことがある曲。 さすがは世界の坂本龍一だ。(^.^)
ローマからチュニジアのチュニスまでは約2時間20分のフライトだった。
途中のドリンクサービスでも、さすがのアリタリア、、、ドリンクの種類の中にはしっかりとワインが用意されていたので、迷わず白ワインをいただいた。
そして、定刻よりやや遅れて午後11時25分にチュニスのカルタゴ空港に着陸した。
いやぁ~~、、、
長かったぁ~~。
と言うことで、まずは早速空港内の両替所で現地通貨のチュニジアディナール(これからは単にディナールと表記)への両替を行った。
Yさんからは、途中のホテルでも両替は出来るしレートもほとんど変わらないので、まずは5,000円とか10,000円分くらいを両替しておいて下さいとアドバイスをもらったので、日本円で10,000円分を両替することにした。
ミネラルウォーターは毎日旅行会社の方から500mlを1本提供してくれると言うし、物価も安いしドルが使える店もあると言うことで、取り敢えずは10,000円分を両替しておけばいいだろう。
すると、その10,000円は149.95ディナールになった。 1ディナールが約67円と言うことだ。
2005年にチュニジアを旅した人のレポートを読むと、当時は1ディナールが90円と書かれていたので、当時に比べればかなり円高が進んだと言うことだ。
これだけでも旅行者にとってはかなりのメリットになっていると思う。
・・・
空港では現地ガイドのアーレムさんと言う女性が待っていた。
そして、待機していたバスに乗り込むと、バスは一路ホテルへと向かった。
バスが首都チュニスのホテルに着いた時には、現地時間でも日が回った午前0時を過ぎていた。
ホテルは、何と、シェラトンだって!?(*_*)、、、こんなところに泊っていいの?
しかも、いきなり、シェラトンで3泊だと・・・。
まぁ、しょうがない・・・。
旅行会社で決めたことだ、、、^_^;
・・・
以下、続く・・・。