善福寺川:
東京都杉並区の善福寺公園内にある善福寺池に源を発する川で、杉並区を北西から南東に貫くように流れている。
全長は約10.5kmで、中野区の地下鉄丸ノ内線中野富士見町駅(中野検車区)付近で神田川に合流している。
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今回の参加者14人は正に老若男女が揃った形となったが、そんな中で恐らく一番若かったのは30代のちゃらぽこのオーナーさんだったんじゃないだろうか。
と言うことで、11人でJR西荻窪駅を出発し、善福寺公園で1人が合流したところで初対面の人がいると言うこともあり、簡単な自己紹介が行われた。
すると、ちゃらぽこがある東高円寺周辺に住んでいると言う男性が、「アラカンならぬアラコキ3人組で参加してます」と自己紹介をした。
アラコキ?、、、「=アラウンド古希」、と言うことらしい、、、とすると、70歳前後?。
これは驚いた。(*_*)
JR西荻窪駅前から善福寺公園まで約1.2km、そしてそこから公園の中を通って善福寺まで歩いて再び公園まで戻り、善福寺池から善福寺川が流れ出ているところまで、既に約5km歩いて来ていた。
それとは別に善福寺川は全長約10.5kmあるので、アラコキの皆さんは歩けるんだろうか?
と思ったが、ここは東京都内。
比較的手軽に離脱出来る場所があちこちにあったので、その心配はなかった。
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善福寺池から流れ出した善福寺川は、ほんの細い流れの川だった。
まぁ、どんな大河も源流付近の流れはちょろちょろなんだろう。
調べたところによると、この善福寺川は度々氾濫する川と言うことだが、最近は周辺地域の開発が進んだために水量がかなり減っているとのことだった。
20分ほど川沿いの歩道を歩いて行くと、そこに「湧水」についての説明板が立っていた。
「こんなところに何でこんな説明板があるんでしょう?」と回りにいた人達と話をしながら川を覗きこむと、川のすぐ傍にコンクリートで整備された丸い形をしたものが見えた。
よく見ると、その中心から水が湧き出していた。
「あ!、湧水じゃないですか?」と言うことで、一同で覗き込んだ。
いやぁ~~、
なかなか面白いものを見ることが出来た。
午後1時過ぎ、水量が若干増えて来て、川幅も広がって来た。
善福寺公園を出てからずっと善福寺川沿いの歩道は狭かった。
また、川のすぐ傍まで住宅が迫っていて、これが東京の川沿いの一般的な光景なのか!?と思った。
が、これも調べたところ、この善福寺川沿いの歩道は特別狭く出来ているようだった。
善福寺公園を出てから約1.7km歩いて来たところで、一度川から離れて近くにある「荻窪八幡神社」に立ち寄った。
この神社には、文明9年の「江古田合戦」の際に太田道灌が戦勝を祈願して植えたと言われる「槇」の木があったが、この槇の木は樹齢が500年を越えるものとのことだった。
ところで、この神社出る際、正面の鳥居が倒れていた。
神社に入る時は川側の神社の脇に当たるところから入ったので気が付かなかったが、3月11日の地震で倒壊したんだろうか。
根元からぽっきりと倒れた鳥居の姿は痛々しかった。
普段なら、これほどの「事件」はニュースになってもよさそうだが、これがニュースにならないくらいあの地震の被害は大きかったと言うことなんだろう。
再び善福寺川に戻って歩き始めると、川の中に「鵜」が一羽留まっているのが見えた。
鵜がいると言うことは、餌となる魚がいると言うことなんだろうが、川の中を見ても魚がいるようには見えなかった。
が、いるんだろう・・・。
そして午後1時半、善福寺公園から約2.5kmのところで、JR中央線の線路の下を潜った。
午前中集合場所となっていたJR西荻窪駅から東に約1kmの地点で、これでまだ全行程の1/4くらい、と言ったところだった。
こんなペースで歩いていて、予定通りに目的地に着くんだろうか???(*_*)
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以下、続く・・・。