今夜、フジテレビで放映されていた時代劇。
池波正太郎の時代小説で、不定期で?、、、と言うか、春や秋の番組改編の時に特番のような形で放映されているが、時代劇がほとんど放映されなくなった最近のテレビ番組の中では、楽しみにしている番組のひとつだ。
主役は人間国宝の???、「中村吉右衛門」。
彼の、歌舞伎役者っぽい演技も、何だか妙にはまっている感じがして好きだ。
そして、この「鬼平犯科帳」の他にもうひとつお気に入りの時代劇があって、それは同じく池波正太郎の「剣客商売」。
しかし、これは主役を演じていた藤田まことが亡くなってしまったので、今後どうなるか、、、?(*_*)
と言うことで、少なくとも現時点では、この「鬼平犯科帳」が数少ない、パターン化されて見ていて安心できる時代劇になっている。^_^;
このどちらの作品も、実際には体験したことがないのでわからないが、多分、江戸時代ってこんな感じだったんじゃないだろうか、と思えるような、江戸時代の雰囲気がプンプンと伝わって来るよう演出で、見ていてワクワクしてしまう。
今日のドラマの中でだって、名古屋から盗賊の連中がバラバラに江戸に入って来ていると言う情報を、探索をしている下働きをしている連中が会話をしているところで、「千住や板橋でもそんな尾張弁を話す連中を見かけたって言う話がありましたぜ・・・」と、さりげなく言っていた。
これは、江戸時代の五街道の中の、日光道中(=奥州道中:宇都宮まで同じ道程)の江戸の出入口が千住だってこと、、、それに、同じく中山道の江戸の出入口が板橋だってことを知っていれば、そんな台詞を聞いただけで、ゾクゾクとしまうのだ。
^_^;
と言うことで、秋の夜長の約2時間、、、
虫の音を聞きながら、
とっぷりと、時代劇に浸れた時間だったなぁ~~^_^;
・・・
ま、難を上げるとすれば、、、
名古屋の盗賊連中が、標準語を話していたってことかなぁ~、、、^_^;