天井のない教会
考古学博物館と聖パントクラトール教会と聖ステファン教会の見学を終えると、日程表に載っているネセバルの市内観光の予定は終了となった。
しかし、その後聖ステファン教会の近くにあった天井のない教会に立ち寄った。
その教会の名前はちょっと覚えてないが、建設途中で事故があってその後そのままになっているとのことだった。
*後日調べたところ、その教会は「聖ヨハネ・アリトゥルゲトス教会(1128~1138年)らしく、建設途中にオスマントルコの攻撃に遭ったとも十字軍の攻撃のも遭ったとも諸説あって、その結果建設が中断されてしまったと言う教会のようだ。
なお天井はその後の地震で落ちたらしい。
昼食
さて、それで午前中の予定は終了して、レストランでの昼食となった。
黒海が真下に臨める「SEVINA」と言うレストランに入ると、考古学博物館で遭遇したNHKの撮影隊の面々が食事をしていた。
さてそれで、この日の昼食はと言うと・・・。
①ガーリックブレッド
今までの食事の際にも「パン」は必ず出ていたが、極普通のパンだったので敢えて写真は載せていなかった。
が、この時の「パン」はガーリックの匂いがいい感じで漂って来ていて、食べてみると食感ももちっとしていてなかなか美味しかった。
ビールを飲むので出来るだけパンは控えるようにしていたが、いつもより多く食べてしまった。 美味しかったぁ~!(^.^)
②白身魚のスープ
あっさりとした感じのスープ。
③ビール
珍しく瓶ビールではなくて、生ビールだった。
チップ込みで(小)が2レバ(約100円)、(大)が3レバ(約150円)だった。
午前中約1時間半歩いた後だったので、美味しかったぁ~~。
④鯛の一種の魚のフライとフライドポテト
レモンをかけて食べてみたが今一味が薄かったので、添乗員のTさんが用意してくれた醤油をかけて食べたらちょうどいい感じの味になった。
やはり、醤油は万能調味料ですなぁ~~^_^;
⑤アイスクリーム
ちょっと手違いがあって、最初はデザートにフルーツが出て来た。
デザートの内容を何も聞いてなければそれでよかったのかもしれないが、先にアイスクリームが出て来ると聞いていたので、誰彼ともなく「あれ?アイスじゃないの?」と言う話になった。
それでも出て来たフルーツがカットされていたのでもったいないと思って「フルーツでもいいですよ」と誰彼ともなく言ったが、ガイドのイリアナさんはちょっと慌てて店の責任者に話を付けて、すぐにアイスクリームと交換してくれた。(店のスタッフは憮然としながらもサクサクと仕事をこなしていると言う様子に見えたが・・・)
実を言えば、確かこっちに来てから食事の際にアイスクリームは一度も食べてなかった、と思っていたので出来ればアイスクリームを食べたかった。^_^;
さて、それでそのアイスクリーム、、、
一部がシャーベット状になっていたが、バニラ味で子供の頃に食べたことがあるような、懐かしい味がした。
食後のフリータイム
午後1時頃になり、皆さんの食事もぼちぼち終わりになったので、飲み物の代金を払った後は午後1時25分に途中通って来た公園で再集合と言うことで、若干のフリータイムになった。
それで、町をぶらぶらしながら海岸に降りてみることにした。
浜辺に降りると、その浜は砂浜ではなく極細かい石で出来ていた。
打ち寄せる波は黒海の波。
この海の向こうには、トルコがありコーカサスのグルジアがあり、ロシアやウクライナがあるってことか・・・。
そんなことを考えていたら、もう引き返さないと集合時間に間に合わなくなりそうな時間になっていて、慌てて集合場所に向かった。
午後の市内散策
そして、午後1時30分の頃からは半島内に残るその他の教会などを見ながら町を散策した。
◎スタラタ・ミトポリャ(聖ソフィア教会)
6世紀初めに建てられたバジリカスタイルの教会
◎聖パラスケヴァ教会
13~14世紀、第二次ブルガリア帝国の時代に建てられた教会
◎大天使ミカエル・ガブリエル教会
◎聖スパス教会
15世紀に建てられた高さの低い民家風の教会。
オスマントルコ帝国による支配の時代に造られたため目立たないように民家に似せて造られているとのこと。
◎ローマ浴場跡
6世紀、ビザンチン時代に建てられたとのこと。 保存状態はかなり悪いようだった。
ローマ帝国は占領地にはこうしたローマ浴場を造っていて、今でも地中海沿岸の都市には結構残っている。
◎洗礼者ヨハネの教会
(写真なし)
ヴァルナへ向けて出発
と言うことで、古代都市ネセバルの市内観光を終えて、午後1時50分、バスはここまでやって来た道をそのまま引き返すようにして、ヴァルナへ向けて出発した。
いやぁ~~、
それにしても、ネセバルで見た黒海の青い海、青い空に白い雲は、印象深かったなぁ~~。(^.^)
・・・
以下、続く・・・。