今日はOBくらぶの10月の街歩きの企画で、東京の雑司ヶ谷界隈を歩いて来た。
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集合はわかりやすい場所と言うことで、渋谷駅ハチ公の像の前に午前10時。
今日は自分も含めて14人が集まった。
と言うことで、まずは地下鉄メトロ副都心線で雑司が谷駅まで移動した。
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雑司が谷駅を地上に出ると目の前には都電荒川線が走っていて、その荒川線を挟んでまずは南側の雑司ヶ谷霊園周辺を歩いた。
雑司ヶ谷霊園には有名人の墓が結構ある。
しかしそこはあくまで墓地なので、観光気分で訪れるべきところではない、、、けど、少しだけ、と言うことで、
「大川橋蔵」、「泉鏡花」、「竹久夢二」、「夏目漱石」の墓を訪れた。
写真は泉鏡花の墓。
雑司ヶ谷から護国寺の方へ移動したところには、清土鬼子母神があった。
ここは鬼子母神が見つかった場所だという。
境内には珍しい三角井戸があった。
清土鬼子母神の近くには「菊池寛」の邸宅跡があった。
現在はマンションが建っている。
そこから日本女子大寮の前の道を通って「雑司が谷弦巻通り商友会」の通りを歩くと、製造直売と書かれた煎餅の店があった。
「お気軽にお入りください」と書かれていたので脇から入ると、作業中だった人が出てきて対応してくれた。
それでせっかくなので、製造直売の煎餅を買う人もいた。
雑司が谷弦巻通り商友会を歩いていると、コインランドリーやクリーニング店が並んでいるのが目についた。
それで、「これはもしや、暗渠サインではないか!?」と、嬉しく思ってしまった。
ちゃらぽこの散歩会で暗渠を歩いた時のことが参考になった。
ところで、10月16日、17日、18日は、雑司ヶ谷鬼子母神の御会式で、万灯練供養と言うお祭りが行われると言うことで、雑司ヶ谷の町内ではその準備が行われていた。
雑司が谷弦巻通り商友会を歩いていた時、脇道に大きな飾り物があったのでそれを見に近づいて行ったらところ、近くにいた法被を着た人達がわざわざその祭りのことを教えてくれて、実際に太鼓まで叩いてくれた。
いやぁ~、ありがたかったぁ~~。
それにしても、この飾り物が昨日は50、今日は25、町内をねり歩くと言うことで、なんと、これを一人で持ち上げて歩くのだそうだ。
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その後一度出発した地下鉄メトロ雑司が谷駅に戻った後、目白駅近くのファミレスまで移動して昼食を摂り、食後は後半の部、荒川線を挟んで北側を歩いた。
「ケヤキ通り」に入ろうとしたら、その並木通りの両側には露店が並んでいて、既にお祭りモードに入っていた。
そのケヤキ通りを入って右手の脇道に入った突き当りにある2階建てのアパートは「並木ハウス」と言って、漫画家の手塚治虫氏が昭和30~32年に暮らしていたところだそうだ。
その脇道の手前にある「案内処」の2階には、その当時手塚治虫氏が住んでいた部屋の様子が描かれた漫画が展示されていた。
雑司ヶ谷と言えば、ススキで作ったみみずくだ。
案内処には、その「すすきみみずく」が売っていた。
法明寺鬼子母神の参道にも露店がたくさん並んでいた。
ここは、護国寺近くで出現した鬼子母神を祀ってお堂を建てたのが始まりのお寺だ。
露店をかき分けて、法明寺の墓地に入ると、嘘か真か、「楠正成公ご息女の墓」があった。
その後は東京音楽大学のそばを周って大鳥神社に出て、七曲りと呼ばれる小道を歩いてケヤキ並木の入り口まで戻って来た。
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約12,000歩の街歩きだった。
雑司が谷鬼子母神の御会式、万灯練供養のお祭の様子をケヤキ並木の案内処の中でビデオを見たが、都内でこのような祭りが行われているなんて驚きだった。
今回は日中の散歩会だったが、これは是非とも夜の祭り本番の時に訪れたいと思った。
いやぁ~~~、
それにしても結構見所があったなぁ~~(^O^)