この日泊まったホテルは、「スパホテル・メリ」で、ホテルの前にはバルト海が広がっていた。
これはホテルの前に建っていたモニュメント。
スパホテル、と言うことなんだろうか、一階には何と、ボーリング場があった。
これは初めての経験だった。
そして、客室からの眺め。
こんな感じ。
そして、チェックインの後は、時間も早かったので町に散策に出た。
取り敢えず、島最大の町クレッサーレが近くにありそうなので、そこまで歩いて行った。
ホテルを出て10分ほどで、クレッサーレの町に入ったようだ。
人通りは少ない。
更に数分歩くと、どうやら町の中心地辺りのようだ。
レストランの屋外の席で食事をしている人達がいた。
教会も建っていた。
島最大の町と言うことなので、どこかにスーパーでもないかな?と思いながら歩いていると、路地の向こうからスーパーのレジ袋のようなものを下げて歩いてくる人がいた。
「地球の歩き方」の地図には、スーパーは載ってなかったが、もしかしたら?と思ってその路地の向こうにスーパーがあるんじゃないかと思って入って行くと、、、
ありました!
その店の規模はそれほど大きくはなかったが、間違いなくスーパーだったので入ってみた。
それで早速酒類の売り場を探して中に入ると、すぐに酒類の売り場は見つかった。
その売り場には、今まで訪れて来たリトアニアやラトビアのスーパーのお酒の売り場と同じように、ビールやウォッカが目立つ場所に並んでいたので、その中でエストニアの酒があるかどうか探していると、レジの係りの女性が何だかちらちらとこちらを伺っていることに気が付いた。
そして、レジで精算する客がいなくなった後その女性はレジから出て来てこちらにやって来て、いきなり何かを話しかけて来た。
もちろん、エストニア語は全くわからない。
しかし、そう言いながらその女性は私が手にしてた「地球の歩き方」を指していたので、「何を探しているの?」と言っているのかな、とは思った。
それで、「地球の歩き方」の中の、エストニアの酒の写真が載っている所を示したら、レジに戻って行って虫眼鏡を出して来てそれで改めて「地球の歩き方」に載っている写真を見てちょっと考えた後、それらの酒が並んでいる売り場まで一緒に行ってくれて、「これがそうだ」と多分言っていたようだった。
言葉はわからなかったが、どうもその時の様子では、「地球の歩き方」に載っている酒と同じではないが、同じ種類のものを教えてくれているようだった。
その説明が一所懸命だったので、今一よくわからなかったが、それで良しとしてお礼を言ってそれらを買うことにした。^_^;
しかしその女性が教えてくれた3本全てを買ってくるのは大変だったので2本にしようと思って2本だけを手にしてレジに並んでいたところ、またまたその女性はレジを出て、売り場からもう1本の酒を持って来て、「これもそうだ」とでも言ったようだった。
それで、せっかくそこまで親切に教えてくれているのなら、、、と思って結局それも買うことにして、レジで精算した。
海外での旅の楽しみは、観光地を巡ったり、現地の食事をしたりすることも大きな目的だが、それよりも、こうした現地の人達とのふれあい、と言うか多少でも意思の疎通が出来ること、、、それが最大の楽しみだと思っている。
事実、今までの旅では、観光地を周った記憶よりも、こうした現地の人達とのふれあいの機会の方が印象に残っているのだ。^_^;
まぁ、失敗もたまにはあって、痛い目にも遭っているけれど・・・。
・・・
と言うことで、、、
行きはよいよい、帰りは恐い・・・。
そのスーパーで結構時間を使ってしまったために、ホテルでの夕食の時間ぎりぎりになってしまい、重い荷物を手にぶら下げて急ぎ足で少々汗をかきつつホテルに戻ることになった、、、^_^;
・・・
以下、続く・・・。