今年もスギ花粉が飛散する季節が近づいて来た。
今週辺りから若干それっぽい症状が出始めているので、念のため外出時はマスクを着用するようにしているが、まだ激しい症状は出ていない。
しかし、花粉症対策は症状が出る前からしておいた方がいいと言うのが最近では常識になっているので、今日、行きつけの耳鼻咽喉科に行って来た。
夕暮れ前の時間帯。
駅前のタワーマンションの中に入っている行きつけの耳鼻咽喉科に入ると、3~4歳くらいの子供とその母親と言う感じのペアが二組、待合室にいた。
そのうちの一組の母子は、お母さんが娘に絵本を読み聞かせていた。
もう一組の母子は、ただじっと待っているという感じだった。
それで受付をして待合室で待っていると、奥の診察室から突然、男の子の泣き叫ぶ声が聞こえて来た。
それは絶叫とも言うような声で、泣きながら叫んでいるので何を言っているのかわからないところもあったが、「痛いよ~!!」とか「いやだぁ~!」と言う言葉は聞き取れた。
声の感じからして恐らく3~4歳くらいだったろうか。
どんな治療をしているんだろう?
泣きながらも言葉を発しているから、喉や鼻の治療ではないんだろう。
となると、耳か?
それにしても、あれだけ子供に嫌がられ泣き叫ばれては、治療もできないんじゃないか?
かと言って、治療が出来ませんとか言って、治療を放棄することも出来ないんだろうな・・・。
そう考えると先生も大変だろうな~?
と思うと同時に、待合室にまで響く泣き叫ぶ声を、待合室で待っている子供達が聞いていて怯えないんだろうか?とも思った。
しかし、意外に待合室にいた二人の子供はそんな診察室から聞こえて来る泣き叫ぶ声が全く聞こえていないかのように、極普通な様子でいた。
その耳鼻咽喉科の入口のドアは自動ドアになっていたが、開きっぱなしになっていた。
そのドアの前の通路を時々人が歩いて通っていたが、診察室から聞こえて来る子供の絶叫に、前を通って行く人達は、開きっぱなしのドアから中を覗いて行くくらい、その子供の泣き叫ぶ声は響いていた。
なので、待合室にいた子供達が平然としているのが逆に不思議に思えた。
実はこの耳鼻咽喉科。
一昨年だったろうか、地元の町のことがあれこれ書き込まれるインターネットの掲示板で、子供への診察の様子がが良くないというようなことが書き込まれて盛り上がっていたと言うことがあった。
そのせいかどうか、昨年花粉症対策で通院していた時は、ほとんどいつも空いていた。
その後その掲示板を見ていないのでどうなったかわからないが、今日の患者達の様子を見ると、私の他にはほとんどが子供の患者ばかりだったので、先生もそれなりの対策を講じたのかもしれない。
そう言えば、私の前の子供の患者の診察時間はかなり長かった。
じっくりと丁寧に診察をしている、と言うことだったのかもしれない。
まぁ、インターネットでいろいろ書かれるのが普通になっている時代なので、こうした医療機関の人達も大変なんだろう。
・・・
さて、その耳鼻咽喉科で処方箋をもらって近くの薬局に行くと、ものすごく混んでいた。
その薬局の近くには、歯科クリニック、整形外科医院、内科医院などがあるからある程度混んでいるのはわかるが、こんなに患者がいるものなのか!?
福祉という部分での医療費の国の負担が増えていると言うのも、漠然とではあるが感じた瞬間だった。
それにしても、受付をした時にもらった受付番号札の番号からすると、まだ10数人待たなくてはならなかった。
そして待つこと約20分。
漸く順番が回って来たので薬を受け取った後、担当のその薬剤師の女性に聞いてみた。
「空いているのは何時頃でしょうか?」
すると、返って来た答えは、、、
午前中はもっと混んでいる。
夕方の今時分も大体こんな感じで混んでいる。
医療機関が昼休みに入る時間帯、午後になってからの時間帯が比較的空いている、、、
と言うことだった。
なるほどね。
いやはや、
それにしても、例年処方してもらっている薬をもらうだけでも、大変な時間がかかってしまうというのは、もうこれはどうしようもないことなんだろうか?
参っちゃうよね~~。
その薬も一回で4週間分しか処方箋を出してもらえないから、これから5月の始めまで最低でもあと3回は行かないといけないから、これはもう、我慢するしかないんだろうね~。
ま、そう言う体質なんだからしょうがないね、、、とほほ。