ポーランドは緯度的には樺太に相当するところに位置する国と言うことで、野菜はジャガイモやニンジンが主になっていると言う。
日本でも北海道特産の野菜と言えば、ジャガイモが連想されるが,そう言うことなんだろう。
実際、レストランで食べた食事ではあまり葉物の野菜は出なくて、根菜類が多かった。
と言うか、ジャガイモがよく出て来たが、それは野菜と言う位置づけではなく、パンやライスに相当するもののようだった。
ドイツでも同じようによくジャガイモが出て来たが、それと同じような感じだった。
トルンで泊まった朝、旧市街に散策に行ってみると、広場ではマーケットを開く準備が行われていたようだった。
その様子からすると、近郊の農家の人達が収穫した野菜や果物を車に積んで来て、そこで店を開くと言った感じだった。
そこで並べられている野菜や果物を見ると、トマト、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、赤カブ、さくらんぼ、イチゴ等が並んでいた。
それを見ていて、自然に作るならイチゴの旬は今頃なんだ、、、と改めて思った。
さて、そう言う事情を踏まえてポーランドではいろいろな食事をした。
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国によっては、旨みが感じられないスープが出て来たり、ただ肉や野菜を煮込んだだけと言うようなスープもあったが、ポーランドで飲んだスープは、どれも美味しかった。
これはビゴスと言うスープで、「カプシニャク」と言うキャベツの酢漬けがそのまま入っているようのスープな味だった。熱々だった。
時間をかけて煮込んだスープらしい。
キャベツの酢漬けはドイツに行った時によく食べたが、ポーランドはそのお隣の国と言うことで、食文化も似ているところがあると言うことなんだろう。
これはポタージュがベースになっているような味のスープだった。
これは「バルシチ」と言う赤カブがベースになっているスープで、具は入ってなかった。
これはチキンベースのスープで、トマトや短く切ってある麺が入っていた。
スプーンでその麺を食べるのがなかなか難しかった。
これはホワイトアスパラのスープだった。
これはトマトやパスタが入っていたスープ。
このスープは、中に茹で卵が入っていてびっくりした。
これは、「ジューレック」と言う定番スープらしい。
発酵したライ麦を使っていると言う。
これは、最初スープがない状態、皿に麺だけが盛られて出されて来た。
その後熱々のスープが入った器がやってきて、この皿にスープを入れた。
これは、ニンジンやジャガイモと、何かのひき肉が入っていたスープ。
これは、パンの器の中に入っているスープ。
キノコのスープで美味しかった。
これは「スピナッチスープ」で、ホウレンソウのスープ。
これは多分、「フォドニック」と言うスープで、ビーツと発酵乳で作る超ピンク色の冷製スープだ。
こうして改めて見ると、旅行会社の人も結構いろいろと考えて、ポーランドの味を我々に提供してくれたんだなぁ~~、と思った。^_^;
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以下、続く・・・。