ポーランドは歴史的にも地理的にも隣国のドイツやロシアとの関わりが深いと言うこともあってか、日常的に飲まれているアルコールはビールやウォッカと言うことだった。
ヨーロッパではベルギーやドイツ、チェコなどの比較的緯度が高い国を除けば一般的にビールよりもワインが飲まれていると思うが、ポーランドの地理的な環境から、ポーランドではワイン作りが出来ないと言うことだった。
ポーランドでは気温が低くてそもそもブドウが栽培されないと言うことだったのだ。
それで、我々がレストランで昼食、夕食を摂った際、別注文で飲むことが出来たアルコール類では一応ワインも用意されていたが、それは全て輸入品と言うことで値段も結構高かったので、敢えて輸入品のワインを飲むこともないだろうと思って、食事の際は基本的にはポーランドのビールを注文した。
それで、ポーランドのビールの消費量を調べてみると結構高くて、
ある資料によれば、世界で第9位と言うではないか。 ちなみに日本は第7位と言うことだから、日本人はよくビールを飲むようだ。^_^;
また、ポーランドではウォッカもよく飲まれていると言うことで、これは是非とも地元のウォッカを飲んでみたいと思ったので、ウォッカについては改めて別にレポートしたい。
さて、それでビール。
実は、現地では毎食ほとんどビールを飲んだが、「地ビール」と言われたビール以外はどれも同じビールだと思って飲んでいた。
が、帰国してから調べてみたところ、結構いろいろな銘柄のビールを飲んでいたようだった。^_^;
①
TYSKIE(ティスキエ・ビール)
これは、ポーランドで最も有名なビールブランドの内の1つで、ポーランド最大手のビール会社(市場占有率は40%以上を占めている)傘下の会社で醸造されていると言う。
創業は1629年で、ポーランド最古のビール醸造所とのことだ。
②
ZYWIEC(ジヴィエッツ・ビール)
これは、ポーランドで一番人気のあるビールだと言う。
③
GDANSKI BOWKE
これは、バルト海に面した都市「グダンスク」のレストランで飲んだビールで、地ビールだと言われた。
それで、GDANSKI BOWKEと言うのが会社の名前なのかビールの銘柄なのかわからないが、取り敢えずグダンスクのビールと言うことで、、、。^_^;
④
WARKA(ヴァルカ)
これは、ZYWIEC社で出しているビールのブランドらしい。
⑤
OKOCIM(オコチム)
今から165年前、ポーランド南東部にある町でこのコチム・ビールの製造が始まったと言う。
そして、20世紀の初め、オーストリア・ハンガリー帝国内(当時はこの地域がオーストリアに分割統治されていたため)にあったたくさんのビール醸造所の中で5番目の規模を誇ったと言われている醸造所で作られたビールだと言う。
⑥
GRIMBERGEN
これは、ザコパネで夕食を摂ったレストランで飲んだビールで、食事の際添乗員のIさんから「この店には飲み比べセットなんて言うビールもありますよ」と言われて、面白そうなので飲んだビールだった。
3種類の味を楽しめると言うことで飲んだが、それぞれ特徴があって美味しかった。
そして帰国してから調べてみると、何と、このビールは、どうやらベルギーのビールのようだった。^_^;
・・・
ま、そんなことで、美味しいビールを堪能して来た。ヽ(^o^)丿
・・・
以下、続く・・・。