マケドニア:12
スコピエの市内観光:3
(結婚式に乱入?)
午前中の市内観光をほぼ終えて、オールドバザールからケバブ通りを過ぎてから更に数分プラプラ歩いて行くと、ちょっと人通りが多い場所に出たんだ。
すると、その近くに止まっている車のボンネットに
花飾りのようなものが載っていたんで、何かな?と思っていたんだ。
そんな時、ツアー客の中で「絵ハガキを買いたい」と添乗員さんに言った人がいて、その近くに
タイミングよく売店があったんで( → )
「それじゃあ後ろの人が来るまでにこちらで買っていてください」と言うことになったんだ。
ところが、そんなちょっとの時間でも見つける人は見つけるもので、
数人の人たちの姿がなくなったんだよね。
で、絵はがきを買い終わった人たちが売店の前で待っていると、
そのすぐ裏の教会(後で地図で確認したところ、その教会は「聖ディミトリア教会」と言う名前の教会らしかったんだけど)に入って行く我らのツアーの人の姿が見えたんだ。
(何してるんだろう~?)と思っておいらもその教会の中に入ると、何と!
その教会の中では結婚式が進行中で、どうも
セレモニーが終わったところで、参加していた人たちがまさにこれから教会から出てくると言うところだったんだ。 ( ↓ 写真 )
そしてよく見ると、
そんな一団の中に、我らのツアー客のうちの何人かの姿があって、写真を撮ったり当事者たちとご挨拶をしたりとしていたんだ。
現地の当事者たちはそんな我らのツアー客に「ジャポン!」とか言ってにこやかに対応してくれていたんだよね。
おまけに、教会を出る時に何かお祝いの品と言うか、キャンディーか何かを皆さんに配っていたんだけど、それをもらっているツアー客の人もいたんだよね。
と言うことで、思わぬ現場に遭遇できて、花嫁さんの写真を撮ったりお祝いの品を分けてもらったりした人は嬉しそうだったんだ。
(トルコ橋からスコピエ広場へ)
そして、再び教会の外の売店前で全員が揃ったんで、そこから更にぽつぽつと歩いて、ヴァルダル川に架かる石橋を渡ったんだ。
その橋は、オスマントルコに征服されていた時代にトルコ人が資金を出して造った橋らしく
「トルコ橋」と呼ばれていると言うことだったんだ。
その橋を渡ったところが広場になっていて、
スコピエ広場(またの名を
「マケドニア広場」または
「バルカン広場」)と言う名前がついていたんだ。
(マザーテレサの像)
スコピエ広場の一角にはマザーテレサが住んでいたと言う場所があって、その場所にガイドのゾランさんが案内してくれたんだけど、
現在は全く!! 何の痕跡もなく何かの建物が建っていたんだ。
マザーテレサはアルバニア人なんだけど、ここ
スコピエで生まれたと言うことで、この場所に記念の建物を建てようと言う計画があると言うことをゾランさんは話していたんだよね。
そのスコピエ広場から何本か放射状に出ている道路の一本で、今朝一番にバスを降りて見学した旧鉄道駅に向かっている道を200mほど移動したところには、その
マザーテレサの像が立ってたんだ。
(これで観光もお仕舞いか・・・)
さて、その辺りまで歩いて来るとスコピエの中心地に近いのか、道幅も広い大通りに出たんだ。
しかし日曜日のためか? 交通量もそれほど激しくなく人通りも多くなく、、、普段からこうなのかな?とも思ったんだけどね。
時計を見れば午前11時20分。
オールドバザールから寄り道をしつつ歩き集団がばらけ、途中で思わぬ教会で行われていた結婚式に乱入した人があったりで、何度か遅れて来る人を待ったりしながら歩いてきたんで、予定時間よりかなり遅れている、と言うことでゾランさんは少々先を急ぎ始めたんだ。
と言うのは、この日の午後は再びアルバニアに戻る予定だったんで、時間としては少し早いんだけど午前中に昼食を摂ると言うことになっていたんだ。