アルバニア:17
再びアルバニアへ
(アルバニアへの再入国)
マケドニアを意外にも簡単に出国した次には引き続きアルバニアへの再入国の手続きが待っていたんだ。
バスに乗ったまま入国ゲートの手前まで移動してそこでバスが止まると、アルバニアの係官が乗り込んできてパスポートを集めて行ったんだ。
そして、再びパスポートが手元に戻って来るまでには意外に時間が掛って、午後4時45分の頃だったんだ。 30分以上待ったってことになるんだよね。
ところで、アルバニアに入国するには
入国税がかかるんだよね。 6日前になるのかな?
ティラナ空港に着いた時には、一人10ユーロの入国税がかかったんだ。
ところがその入国税と言うのが金額が
安定してないよう?で、再入国のこの時も、添乗員さんからは
「皆さん、係官が乗って来た時にお金を見せないでくださいね。もしかしたら支払わなくて済むかもしれないですからね。」って言われていたんだ。
するとツアー客の皆さん、バスの中でじっと押し黙ったようになってね(^.^)
で、結局入国税は今回は一人当たり
1ユーロと言うことで済んだんだ。
さて、これまでマケドニアからずっと乗って来たバスはどうするのか?と思っていると、当初はそこでアルバニアのバスが待っていてそれに乗り換えると言う予定だったらしいんだけど、そのまま運転手さんとガイドさんを乗せたまま入国のゲートに進んで、その後もホテルまでは
乗り換えなしで行ってくれると言うことになったんだよね。
我らとしては楽ちんで済んでよかったよかった!(^.^)
(一路ホテルへ)
既に辺りは薄暗くなっていて、そんなアルバニア側に入ると途中見憶えのある風景も何箇所かあって、(帰ってきたんだなぁ~)って言う気持ちがひしひしと感じられたんだ。
その後バスは西に向かって走ってドゥラスと言う町に入るとそこからは首都ティラナへ北に向かって走って行ったんだ。
途中一か所、トイレ休憩でガソリンスタンドに寄ったんだけど、そこでは皆さん、アルバニアの通貨レクを使いきってしまおうと、品物と値段を見てあれこれと組み合わせて買い物をしていたんだ。
で、おいらも少しレクが残っていたんで、
350レクで売っていたアルバニアの紋章がラベルに印刷されていた
赤ワインを1本買ったんだ。
すると、レジの脇にいた男性(レジで金銭のやり取りをする人の他にもう一人いたんだ)がそのワインをポリ袋に入れてくれたんで受け取ろうとすると、もう一枚ポリ袋を出してワインの入ったポリ袋に重ねて入れてくれたんだ。
(ほぉ~、袋が切れないように?二重にしてくれたんだな・・・)と思ってそれを受け取ると、「ちょっと待て!!」とでも言う感じで、手早くもう一枚ポリ袋を出して同じように重ねて入れてくれたんだ。
(ほぉ~、親切なんだなぁ~、、、って言うか、それほどアルバニアのポリ袋の耐久性は弱いのかなぁ~)何て思っちゃたんだ(^.^)
しかし、その、袋を3枚も出して入れてくれている動作が妙に一所懸命なのがすごく印象に残ってるんだ。 熱心と言うか真剣と言うかまじめと言うかね(^.^)
そしてそのガソリンスタンドを出た後、暫く走っていると慣れない?道のせいかどうか、マケドニアのバスの運転手さんは途中で道を間違えてしまって、ガイドのゾランさんがバスを降りて近くの店に入って道を尋ねていたようで、そこから正しい道に戻るまで少々時間をロスしてしまったんだ。
(再びインターナショナルホテルへ)
そんなこともあってかどうか、添乗員さんからは「国境を出てから2時間半から3時間でホテルに着きます」って言われていたんだけど、ホテルに到着したのは午後8時15分を過ぎていたんだ。 予定よりも1時間くらい到着が遅れたってことになるんだよね。
そして、アルバニアでの最後の夜を過ごすホテルは、初日に泊まったホテルと同じ「インターナショナル」でね。
(またここに戻ってきたかぁ~・・・)って言う思いだったんだ。
そして、マケドニアから一緒にバスに乗って来たガイドのゾランさんと運転手のゾランさんとはここでお別れとなったんだ。
いやぁ~~、、、お疲れ様でした!
さて、ホテルへの到着が遅くなったため、チェックイン後各自部屋に入ってから再びレストランに来て食事となると時間的にかなり遅い夕食となってしまうために、部屋には入らずそのままホテルのレストランで食事と言うことになったんだ。
この時の手持ちの現地通貨レクは190レクしか残ってなくて、ビールを飲もうと思ったんだけど200レクだったんで、(10レク足りなぁ~い!)ってことで、残念ながら飲めなかったんだ、、、とほほ(T_T)
ま、しょうがない、、、アルバニアのホテル、レストランではミネラルウォーターがサービスで出てくるんで、それをいただきながら食事を済ませたんだ。
食事が終わると部屋に入ったんだけど、この日はこのツアーで
3回目の一人部屋だったんだ。
これまで相部屋をしてきたTさんとHさんは一人部屋が2回ずつと言うことで、それを考えるとおいらは
ラッキ~♪だったのかもしれなかったんだけど、初日と最終日の一人部屋はただ寝るだけと言う感じだったから、実際はどうなんだろうね?
そんなこんなで、一人、部屋に戻ってからは、アルバニアの初日か二日目にスーパーで買ったアルバニア産のブランデーのキャップを開けて、これまでの旅を思い起こしながら一杯、二杯といただいたんだ(^.^)
いやぁ~~、、、
これで、明日は帰国かぁ~~・・・。