普段から遠慮してるんだか、、、
滅多に自分から何か欲しいとかどこへ行きたいとか言わない父が、3週間前くらいだったか、珍しく、この夏東北方面に旅行に行きたいと言い出したので、それなら、、、と思って、早速計画を立てた。
それで、JRの指定席切符の発売は乗車日の一か月前からでしか発売しないと言うことなので、それだけは予定していた日の一か月前の午前10時前に緑の窓口に並んで買った。
そして、その他に予定日が近づいて来たので、JR東日本の
「岩手・三陸フリーキップ」を買い求めに行って来た。
旅をするルートを考えると、そのフリーキップが一番安く周れるキップだったからだ。
で、
最寄駅の緑の窓口に並んでいると、、、
たったひとつしかない窓口なので、前には
2~3人しか並んでいないのに自分の番になるまでは、大体いつも10分以上はかかってしまう。
この前なんかは、自分の前に2人しか並んでなかったのに、自分の番になるまでに20分待った。
一体、窓口で何をしてるんだ?、、、と思わざるを得ない。
で、今日も列に並んで待っていると、、、
窓口周辺の壁には、JR東日本で企画しているいろいろな切符の宣伝ポスターが貼ってあった。
その中には、「とくとくキップ」と言うことで、「ホリデーパス」のことや「横浜フリーキップ」のことが書かれてあった。
それらのキップの存在は知っていたが、何とはなしにそのポスターを見ていて気が付いたことは、それらのキップが、
緑の窓口ではなく、指定券の自動券売機でも買える、と言うことだった。
(あれ? 横浜フリーキップも指定券の自動券売機で買えるの? ってことは、もしかして「岩手・三陸フリーキップ」もそれで帰るってことかも???)
と思って、せっかく並んで待っていた列だったが、
意を決して今まで並んでいた列から外れて、その横にあった指定券の自動券売機の前に移動した。
運よく、その券売機の前には誰もいなかった。
そして、タッチパネルの画面の中から「とくとくキップ」と書かれてあるボタンを押したところ、、、
何と! そのメニューの中に、「岩手・三陸フリーキップ」と出ているではないか!!(*_*)
なんだ、、、自動券売機で買えたんだ・・・。
と思ったら、その後は安心して画面のメニューに従って操作して、あっと言う間にキップを発券してもらうことができた。
いやぁ~、、、
しかしねぇ~。
今や、何でもどんどんと「自動化」が進んでしまっているんだけど、、、
ま、早くて便利でいいことはいいんだけどね。
これでいいのかなぁ~?って思うことがあるんだよね。
ってことで、、、
おいらは、未だにJRに乗る時に「スイカ」を使ってないんだよね。
あれって便利で、JRの改札を通る時はほとんど前を通過して行く人はスイカをタッチさせて通過しているから、JRの利用者の90%以上はスイカを使ってるんじゃないかな?って思うんだよね。
でも!
それでも、ただ、便利だ、ってことでスイカを使うのには抵抗があるので、未だに使っていないんだよね。
だから、何かの集まりがあった時に、グループでJRを使って移動することがある時などは、自分だけキップを買っているから、皆さんから一時遅れてしまうっていうことが起きてしまうんだけど・・・。
って言うか、
「便利だから」とか
「楽だから」とか
「快適だから」と言う理由だけで、それに身を委ねることには、どうも抵抗してしまうんだよね。
いや、そもそも、そう言う志向が日本人にはあるから、これだけ科学が発達し経済も発展していると言うことは否めないけど、、、
でも、それでも、「便利」「楽」「快適」などを犠牲にしてでも、守るべきものがあるんじゃないかな?って思うんだよね。
ってことで、、、
既に自家用車は手放してしまったし、(乗りたい必要性を感じた時はレンタカーを借りる、またはタクシーを使うなど)
我が家には、エアコンがないので、夏は暑く、冬は寒いので、来客はほとんどない、、、とほほ(T_T)
それに、恐らく家電品は生活する上で必要最低限のものしかないかもしれない。
ま、ちょっと頑固になり過ぎているところも自覚しているけどね。
でも、あまりに「便利に」「楽に」「快適に」なり過ぎるのもいかがなものかと・・・。
思ってしまったんだよね。^_^;